スシローが始動した「天ぷら定食店」。行って感じた"凄さ"と、すしでも天丼でもない、その深い”狙い”
メニューは天ぷら定食6種類に、追加で頼める単品とドリンクがあるのみ。1号店ということもあってか余計なサイドメニューはなく絞られたラインナップだ。
天ぷらのネタは海鮮が中心であとは野菜が少々。鶏天のような肉の天ぷらはないのも潔い。そもそもこの業態はスシローで培った仕入れ力を生かすためのものなので、海鮮がメインになるのは必然と言えるだろう。

同店の最大の特徴は、天ぷらの提供方法だ。注文するとほどなくしてごはんと味噌汁、天つゆ、大根おろしがのったおぼんが提供された。
天ぷらの皿には、肝心の天ぷらがのってない! 心の清い人にしか見えない天ぷらなのか…!?と一瞬焦ったが、スタッフによると天ぷらは後から揚げたてを持ってくるとのことだ。


バットに一つずつ提供してくれるスタイル
客席にはあらかじめ天ぷらを置くためのバットが置かれていた。しばらくするとスタッフが再度やってきて、揚げたての天ぷらをトングでこちらのバットに一つずつ移してくれた。最初に野菜の天ぷら数品が提供され、さらにもう一度、時間差で海鮮系がやってきた。計2回のサーブで注文内容のすべてが出揃った。


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