
コロナ禍を経て多様になった「職場」
コロナ禍を経験し、職場の概念が多様になりました。自分の家、自宅の部屋が、オンライン上のウェブ会議室が、サテライトオフィスやカフェが職場になった人もいます。
職場をコミュニケーションの場と捉えるのか、個々人が作業をする仕事場と捉えるのか。職場の意味、意義が問われ始めているのです。
オフィスという空間は、何のために必要なのでしょうか。オンラインでは本当に感情が交流し、互いを支え合う関係はつくれないのでしょうか。
今、わたしたちは職場で一緒に働く人たちに何を求め、どのような関係をつくりたいと思っているのでしょうか。
あらためて、ともに働く意味、ともに働く場所としての職場のあり方を一緒に考える必要があるのではないでしょうか。
たとえば「リモートワークを続けたい」「オフィスに集まって働く方が良い」「どちらかに偏るのは良くない。バランスがあるのでは」。この意識の違いはどこから生まれるのでしょうか。
リモート中心で働きたいという人にも、いろいろなタイプがいます。家族との時間や私生活を大切にしたいと気づいた人、通勤ストレスや人間関係のストレスから解放されたいという人、リモートワークの方がより仕事がはかどる、集中できるという人もいます。
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