
(イラスト:北沢夕芸)
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アップルの新型iPadの広告動画が物議をかもしている。
巨大なプレス機の鉄の板が下がってくる。その下にはピアノやギター、メトロノーム、塗料、人形などが置いてある。それらを壊しながら押し潰し、ぺちゃんこにする。プレス機から、液体がしたたり落ちる。そしてプレス機が開くと、薄型のiPadが登場する。
「見ていてつらくなる」
「こんなの、受け入れられない」
そんな声が世界中で湧き起こっている。著名な映像監督や音楽家も批判し、慌てたアップルは「的外れだった」と謝罪コメントを出す羽目になった。今後、テレビCMには使わないという。
この事態を、最初にニュースで知った時、「これって、互いに過剰反応なのでは」と思った。
なぜなら、私は「アップル信者」だから。MacBookで原稿を書いているし、書籍や資料はiPadで読む。その間も、iPhoneで音楽を流し、その曲をAirPodsを耳に装着して聴いている。
もう、完全にアップル漬けだ。
で、その動画を見た。
うむ。ヤバい。
アップル信者の私ですら強い嫌悪感を抱いた。
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