
「キングデラックスルーム」。和の要素とアールデコを融合させたデザインやインテリアが特徴。ベッドボードには日本の伝統技法「組子細工」を施した(写真:ヒルトン)
インバウンド(訪日外国人観光客)の急増を受け、外資系ホテルの進出ラッシュが始まった。規模で勝る外国勢に日本勢が対抗するすべはあるだろうか。本特集では隆盛を極めるラグジュアリーホテルの最前線に迫った。
ホテルの新規開業で今年最大の注目点と言っても過言ではないだろう。4月3日、JR大阪駅前の複合施設「グラングリーン大阪」南館に米ヒルトン・ワールドワイド・ホールディングスの最上級ブランド「ウォルドーフ・アストリア」が手がける新ホテルが開業したのだ。同ブランドの日本進出は初となる。

ウォルドーフ・アストリア大阪はグラングリーン大阪の南館1〜2階と28〜38階に入居(写真:ヒルトン)
洗練された贅沢を提供
アンドリュー・ムーア総支配人は①ローカライズされた洗練、②自然体の贅沢、③超接続性の3つをコンセプトに挙げる。
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